独立開業

独立開業とは、自分で個人事業や法人企業を立ち上げることを言います。例えば、法律事務所で雇用されている方が退職して自分の法律事務所を立ち上げる場合などを独立開業と呼びます。個人事業を立ち上げたり事業を興したりするという点では、独立起業も似たイメージで使用されることが多いです。
ただ、起業とは特にベンチャー創業や法人設立を指すケースが多く見られます。独立開業は、会社を辞めて個人事業を興し、個人事業主になって開業届を所轄の税務署に提出したタイミングが起点となります。


独立開業しやすい仕事の3つの特徴


①自由度が高くて、自宅でできる
1人で完結できる、もしくは自宅で作業できる仕事のように、自由度の高い仕事は独立開業しやすいでしょう。
複数人で作業をする必要があれば、他の人のスケジュールも考慮しなくてはならないため、仕事が思い通りに進まない場合があります。その点、1人で仕事を完結できれば自分の都合を優先でき、好きなように仕事ができます。
また、自宅でできる作業であれば、新たに店舗や作業スペースを確保する必要がありません。準備の手間や初期費用が減る分、開業のハードルが大きく下がります。

②初期費用が低予算で済む
初期費用を低予算に抑えられる職種は、資金を確保する手間と時間がかからないため、開業準備もスムーズに行えるでしょう。初期費用がかからない分、仮に事業に失敗した際に負うリスクも少ないです。
在宅のお仕事やパソコン1台で完結できる仕事など、設備や店舗が不要な職種は初期費用を抑えられるので始めやすいと言えます。店舗や設備の準備が必要な場合、数百万円程度の費用が発生する場合もあるため、資金を集めるのが課題となるかもしれません。

③利益率が高い
利益率とは、売上に対する利益の割合のことで、「利益÷売上×100(%)」で計算されます。
利益にはいくつかの種類がありますが、なかでも一般的な「営業利益」は、売上から経費を引いたときに出る利益のことです。
利益率は1回あたりの単価とコストで決まり、単価が高くコストが低いほど利益率も高くなります。

 

起業・独立・開業できる仕事はたくさんあります。しかし、それぞれの仕事で必要なスキルや資格が違ったり、ビジネスモデルが異なったりします。

大事なのは、自分に合った稼げる仕事を探すことです。起業・独立・開業を考える際には、事前にしっかりと仕事選びをすることが重要です。
しっかりとしたビジネスモデルを確率し、個人事業主としての自覚を持って独立開業を目指しましょう。