海外積立投資

日本の銀行にお金を預けていても、利息はわずかでもったいないのはわかっているが、株や投資のこともよく分からずリスクがありそうで怖い…

そんな方々にぴったりなのがこの海外積立投資。オフショア投資のなかでも非常に人気があります。

国内よりも高利回りで、年金代わりになり、生命保険が付いているタイプのものもあります。

しかし、金融庁に登録されていない商品は日本での販売が規制されているので海外積立投資の購入方法や代理店の選び方などをご紹介していきます。

外積立投資とは、海外の金融機関で積み立てを行うことです。毎月数万円を積み立てることで、将来的に資産を増やすことができます。
海外の金融機関は、顧客から預かったお金を用いてさまざまなファンドを購入します。金融機関にもよりますが、だいたい200程度のファンドを売り買いして、資産を増やしていくのです。
この積み立ての特徴は時間をかけることで資産を指数関数的に増やすことができることです。

外積立投資のメリット
①利回りの高さ
オフショアという税金がかからない地域で運用をしているため、年利8%程度の利回りを残している金融機関がたくさんあります。投資に馴染みのない人は、年利8%がどれほどの利回りかいまいちピンとこないと思います。この利回りは「金融商品で目指せる上限利回り」です。これより高利回りの投資案件を紹介された場合は、かなりリスクが高いか投資詐欺の可能性があります。

②安全性の高さ
海外の金融機関も、金融機関であることに変わりはありません。1800年代から続いている金融機関も多く、信頼性でいうと国内の金融機関を上回るともいえます。世界の人からすれば、その金融機関に運用を依頼するのは当然のことなのです。

③海外資産を保有できる
ほとんどの日本人は国内資産しか持っていません。あなたの周りを思い浮かべてみると、その事実を認識できるのではないでしょうか?
なかには銀行や保険会社でドル建ての積み立てをしている人もいると思いますが、日本の銀行を介して積み立てをしている以上、それは海外資産ではありません。海外の金融機関に保有している資産こそ、海外資産と呼ぶことができるのです。
これからの時代は国内資産だけを保有しているのは危険です。なぜなら、日本の人口は減っていき、日本の経済は衰退していくからです。
経済が衰退する国の通貨価値は下がっていきます。また、株式などの価値も同様の推移を辿ります。つまり、国内資産を持っていても、その資産価値が下がってしまうのです。

外積立投資のデメリット
①馴染みがない
日本人は海外投資に馴染みがありません。銀行や保険会社など、国内の金融機関の宣伝や営業が強すぎるため、海外投資に目を向ける機会が少なかったのです。
ただ、外国為替及び外国貿易法により海外の金融機関と契約することは法的に認められています。上記のメリットを考えるのであれば、これからは海外投資に目を向けることが重要になるといえるでしょう。

②途中解約で損をすることがある
外積立投資は長期的に行うことが大前提です。そのような仕組みになっているため、途中で解約すると損をすることがあります。
具体的には契約の残存年数に応じて解約手数料がかかります。この手数料が発生してしまうため、5~10年くらいで解約すると損をする可能性あります。

③初期口座期間がある
初期口座期間中(開始から18~24ヶ月)は積み立てを継続しなければなりません。つまり、積み立てを一時的に停止したり、減額したり、取り崩したりすることはできません。
これが国内の投資信託などの積み立てとの違いです。もしどうしても積み立てが続けられない場合は、解約するしかありません。ただ、そのようになる可能性があるのであれば、最初から契約しない方が良いでしょう。
初期口座期間が終われば、積み立てを停止したり、減額したり、取り崩したりすることができます。

 

外積立投資商品を買うときは、海外金融機関から直接買うことはできず
必ず海外のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)経由で買うことになります。

良いIFAを選び、自分に合った最適な積立投資を行うためには
良い代理店を選ぶ事が重要になっていきます。

上記に加え、代理店を選ぶポイントとしては
①リスクについての説明をきちんとしているか?
現地法人が存在するか?

この2点が重要です。

①について、海外の投資商品は、特に国内での情報が限られていて見えないリスクが多数存在します。

海外商品の良いところだけではなく、こういったリスクについてもきちんと説明してくれる代理店を選ぶことがポイントです。

②については、海外の投資商品は、日本の金融庁に登録されていないものが多く、それらは国内で販売ができないため、海外に法人を持っている事が必須になります。

また良いIFAを選ぶことも大事です。
IFAとは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことできちんとした代理店を経由していれば、代理店が良いIFAを紹介してくれるので、心配ありませんが、代理店を通さず自身でIFAを直接選ぶ場合は、きちんと見極める必要があります。

①ライセンスをきちんと保有しているか
②会社の所在地や運用実績など、詳細情報が確認できるかどうか
が重要となってきます。

 

良い代理店、良いIFAを選び、しっかりとした商品選択ができればとても良い投資手段となるでしょう。

この機会に、海外積立投資をご検討してみてはいかがでしょうか?